
糖尿病の生活・療養をサポートするために、多くの職種がチームとして協力しながら治療に取り組んでいます。 糖尿病治療の基本は、何といっても早期に診断し、早期に食事・運動療法など生活習慣を改善することにつきます。 そのために、当院では糖尿病療養のプロである糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士4人、愛媛糖尿病療養指導士13人;令和2年4月現在)を中心として、 管理栄養士・看護師・薬剤師・検査技師・理学療法士が療養指導に当たっています。
院内療養指導
- 栄養指導
- 糖尿病教室
- 教育入院
- インスリン指導
- フットケア
- 糖尿病透析予防指導
インスリン注射を必要とする患者様は年々増加しています。 当院では、インスリンの導入を原則外来で行っています。 また、安全にかつ効果的にインスリン治療を継続するために受診時の待ち時間を利用してスタッフがその手技などを毎回確認しています。
糖尿病の患者様が足潰瘍から足の切断に至る例は、決して少なくはありません。
しかし、日常生活のちょっとした注意でその予防は可能です。
当院では、糖尿病療養指導士の中でさらに研修(愛媛県糖尿病看護実践に強い看護師育成研修会)を終了した2名が足潰瘍を起こす危険の高い方を
対象に外来でそのケアをしています。
糖尿病のコントロールが悪い状態が続くと腎臓の機能が低下し腎不全となり透析を行う必要があります。当院では、定期的な腎機能の評価を行い、医師と看護師又は保健師,管理栄養士が連携し、腎機能の低下予防や透析導入を遅らせるための指導を行っています。
また、腎臓リハビリテ一ション指導士による運動療法の指導も行っています。
患者会(みどり会)
院内外活動
- 院外糖尿病教室
- 栄養指導(院外)
- 糖尿病週間行事
- 八幡浜大洲糖尿病チーム医療研修会
- 糖尿病教室
- 教育入院
- 八幡浜糖尿病サポーター
- 院内糖尿病カンファレンス
糖尿病週間、世界糖尿病デイに合わせて各種活動をしています。
年に3回、大洲市の医療機関と合同で糖尿病チーム医療に関する研修会を開催し、地域としての連携を図っています。 八幡浜大洲糖尿病チーム医療研修会のブログです。
八幡浜大洲糖尿病チーム医療研修会
八幡浜市では、2012年より千葉県立東金病院・愛媛大学医学部を始め八幡浜医師会・歯科医師会・薬剤師会・介護保険事業所等のご協力により、 「地域ぐるみで糖尿病を悪化させないまち、人工透析に移行させないまち」づくりを目標としたモデル事業に取り組んでいます。
その取り組みの一つとして平成25年6月より「八幡浜糖尿病サポーター」制度を発足させました。
この制度は、糖尿病の患者さんと接する機会の多い医療職や介護職等の身近なスタッフに、もっと糖尿病についての知識を深めてもらい地域全体で糖尿病の合併症発症や悪化を防ぐ事を目的として活動しています。
八幡浜糖尿病サポーターのブログです。
定期的に症例検討を行い、患者様の療養生活をサポートできるようチーム全員で話し合っています。
院内糖尿病カンファレンス