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RIについて

■RIとは

 RIとは(放射性同位元素)の略で、施設によっては核医学検査やアイソトープ検査などと呼ばれています。体内にごく微量の放射線を出すを注射して、薬の体内での分布の状態や時間的変化から、臓器の働きや機能を評価し病気を診断する検査です。全身の骨や心臓、脳など多くの検査法があります。
 RI検査で受ける放射線の量は、検査によっても違いますが0.2ミリシーベルトから8ミリシーベルト程度の量です。他の検査と比べてみると、胸のレントゲン写真で0.01ミリシーベルト、胃の透視で3ミリシーベルト、CTで10ミリシーベルト前後という量なのでRI検査が他の検査に比べてたくさんの放射線被ばくするわけではありません。普通のレントゲン検査と同様、安全に受けることのできる検査です。
 2015年5月よりSYNBIA E(TOSHIBA社製)が稼働しています。それと同時に、各種コリメータを取りそろえたことでより正確な薬の分布状態や時間的変化を評価できるようになりました。
また、専門認定技師が中心となり、安全で質の高い検査を提供できるよう取り組んでいます。

 

■代表的なRI検査

  1. 骨シンチグラフィー
  2. 脳血流シンチグラフィー&3DSSP処理
  3. 負荷心筋血流シンチグラフィー
その他、たくさんの検査法があります。 目的にあわせて検査法を使い分けています。

RI

 

RI薬品RI薬品
RI薬品モニタに出力

骨シンチグラフィー

  • ■検査の目的
    全身の骨に異常がないかを調べる検査です。骨の病気を早期に発見するためや、治療の効果を調べることができます。

  • ■検査までの時間
    注射したRI薬品が全身の骨に集まるのを2時間待ってから撮影します。

  • ■検査前にすること
    検査直前にトイレに行って排尿していただきます。これにより膀胱に溜まった余分な薬がなくなり、きれいな写真を撮影することができます。

  • ■撮影所要時間
    撮影時間は30分~40分程度です。ベッドの上で寝ているだけの簡単な検査です。
骨シンチグラフ骨シンチグラフィー

脳血流シンチグラフィー

  • ■検査の目的
    脳の各部位にどれくらいの血液が流れているかを調べます。脳血管障害や精神疾患などが主な目的です。

  • ■検査までの時間
    注射したRI薬品が脳に集まるのを30分程度待ってから撮影します。

  • ■検査前にすること
    RI薬品を注射してかから撮影までの間、ベッドで安静にしていただきます。

  • ■撮影所要時間
    撮影時間は20分程度です。ベッドの上で寝ているだけの簡単な検査です。
脳血流シンチグラフィー

3D-SSP解析

脳血流シンチグラフィーで撮影した患者様の脳血流情報を3D-SSPと呼ばれるソフトで解析します。3D-SSPには、各年代、性別ごとに正常な脳血流データを基にした、基準脳血流情報があります。患者様の脳血流情報と基準脳血流情報とを比較解析します。この解析により、脳のどの部分に血流異常(血流が悪い部分)があるか、立体的かつ解剖学的にわかりやすく表示できます。
3D-SSP解析

負荷心筋血流シンチグラフィー

  • ■検査の目的
    心臓の筋肉への血液の流れる量や心臓の機能を調べる検査です。

  • ■負荷検査とは
    負荷検査では、安静時(休んでいる時)と負荷時(激しく運動している時)を比べます。心臓に薬で負荷をかけ運動させ、心臓の筋肉の血流や心臓の動きに異常があらわれるかを調べます。安静時では問題なく機能していても、運動状態になると血液の量が足りなくなり心臓の働きに障害がでることがあります。

  • ■検査までの時間
    薬剤注射で心臓に負荷をかけながらRI薬品を注射します。20分後に1回目の撮影をします。それから心臓が安静状態になるまで3時間待ちます。もう一度RI薬品を追加注射してから、2回目の撮影をします。

  • ■検査前にすること
    RI薬品を注射してから撮影までの間にチョコレートを食べていただきます。これにより胆嚢に溜まった余分な薬が腸に流れて写真をきれいに撮影することができます。

  • ■撮影所要時間
    撮影時間は1回目、2回目それぞれ20分程度です。ベッドの上で寝ているだけの簡単な検査ですが、撮影の間両手を頭の上にあげていただきます。
負荷心筋血流シンチグラフィー
負荷心筋血流シンチグラフィー2